適当BL☺︎G

勝手に映画レビュー(かなりゆるめ)

レポゼッション・メン/RepoMen




第14回目の映画は

レポゼッション・メン』(2010年)ですー。

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劇中の近未来の世界では巨大企業が扱う人工臓器によって人々の寿命が劇的に伸びている。

人工臓器はかなり高額でほとんどの人がローン地獄。

そして支払い能力がないとみなすとこの巨大企業から取り立てがはじまる。

この取り立て屋がレポゼッション・メンです。

これがただの取り立て屋ではなく、

期限までに払えないなら臓器返してもらうよ〜♪

って感じに強引に臓器持っていかれます。

容赦なし。

主人公とその相棒は敏腕レポメンなんですけど

主人公が取り立てに失敗して負傷、

人工臓器を入れられてしまいます。

ミイラ取りがミイラになっちゃいましたね。

色々ゴタゴタして、

仕事がうまくいかなくなって会社を敵にまわして以前の仲間と戦うことになります。

家族とも仕事仲間とも別れて新しい暮らしを手に入れられるか?

臓器問題は解決できるか??

って感じなのですが。

最後の最後でオチを知った瞬間、白目でした。

設定とかアクションとか普通に良くて、これはどう落ちるのかな?ワクワク

と思ってたら…

ラストで一気にB級映画感でてます。

一連の事件が起こるきっかけが主人公の同僚の裏切りなんですが

理由が結構しょーもなくて…

ラストシーンでの同僚の主人公に対する行為もちょっと恐ろしいです。

麻酔、医者なしで体切って手をつっこんで体内まさぐるシーンとか

アレなところがあるので血とか苦手な人にはオススメできませんね。

そういうヤバさもあるし、

会社の中でゆるキャラ的な臓器のキャラクターがウロウロしてたり

人工臓器の目的が美容整形的なものだったり、、、

ジュード・ロウだからまだ耐えられたけど…(?)

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ジュード・ロウはさすがのカッコよさでしたね。

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シャツ姿が良い…


どこみてるか分からないというか

目があっているような気のしない男前

好きですね…

わかる人にはわかると思います…

ということで今回は!

星6つ☆☆☆☆☆☆!!




スノーピアサー/Snowpiercer

 

 

第13回目の映画は

 

『スノーピアサー』ですー。

 

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いやー私としたことが

 

予告みたとき主人公がクリス・エバンスとは気づきませんでしたね。

 

今回みたいなヒゲ生やしてワイルドな感じよりも

 

キャプテンアメリカのときみたいな

 

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おぼっちゃまというかピシっとしてる方が個人的に好きですね。

 

まあ珍しく男女のLOVEの要素は全くない映画でした。ヒロインなし。

 

ストーリーはというと

 

地球温暖化を食い止めるために化学物質?が世界中に散布されるのですが

 

計画失敗で地球は雪と氷に覆われ、生物の暮らせない状態になってしまいます。

 

唯一生き残る手段であるスノーピアサー、列車に乗り込めた人間たちはかれこれ17年間走る列車の中で生活しています。

 

その中に極端な階級が存在していて、先頭車両では広い空間と過剰とも言える娯楽がある。

 

上流階級と列車をつくった企業の社長が乗り込んでいます。

 

後方車両には狭く不潔な空間が、

 

そしてお風呂にも入っていないような人々が軍に従えられて生活しています。

 

決まった時間にプロテインブロック(味は色々あるらしい)という食料を与えられ何とか生きてるって感じ。

 

過酷な労働を強いられてるとかではなくて、ひたすら長い時間空腹と戦ってるんですね。みんなプー太郎です。

 

ただ貧困層って位置づけられて何もできないまま乗せられてるって人間としては辛いですよね。

 

努力のしようがないですから。

 

上流階級の人たちに逆らうと腕なくなったりしちゃうんですけどね。

 

扱っているテーマが「環境・資源」と「社会階層」なのでまあよくありそうっちゃありそうですよね。

 

ずっと問題になってきたことだし。

 

で、主人公と仲間が反乱を起こそうと先頭車両(列車をつくった企業の社長)めざして

 

兵士やら食料やら学校やら上流階級やら色んなものを乗せた車両を突き進んでいくわけです。

 

結構な犠牲を払いながらです。

 

重要そうな人物もあっさり死んじゃってビックリしたところが何ヵ所かありました…

 

なんとか主人公と数名、先頭にたどり着きます。

 

主人公はエンジンぶっ壊して殺してやる!と意気込んでますが

 

なぜかウェルカムモードのウィルフォード社長。

 

社長からいろいろと衝撃事実を聞かされます。

 

その辺の真相は観てからのお楽しみということで。

 

まあオチは予想通り、『リセット』と同じくアダムとイヴ状態だったんじゃないかなと思いますけどね~

 

すっきりする終わり方をしてくれる映画はないのか!!笑

 

先頭と後方の人々のパイプ役となっている女総理のメイソン(ティルダ・スウィントン)、

 

私の中学時代の担任を彷彿とさせるものがありました。

 

というかそっくりでした。

 

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まったく気づいていなかったのですがティルダ・スウィントンだったんですね。

 

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顔も振る舞いも別人だったのでものすごく驚きました。

 

海外の俳優さんの役作りすごいですよね…

 

要所要所に日本人や韓国人が出てきて、アジア人を使うあたり時代の流れを感じるというか…

 

通訳として外国語を話していた日本人指揮官?の断末魔のひと言が日本語だったり

 

超重要人物である韓国人が英語話せなかったり

 

リアル感出そうとしてる感じはわかりました。

 

先ほどもちょこっと話に出ましたが

 

下流階級の唯一の食料である、ようかんみたいなプロテインブロック

 

実は人間の肉からつくってましたとかカニバリズム的なものかな~と思ったら

 

まあ同レベルのおぞましさです。プロテインブロックの正体を知ったらプロテインブロックはとても食べられません。

 

製造の様子がCGだったんですけどそこが超リアルじゃないだけマシでした。

 

CG陣が本気のCGでつくってたらヤバイです…かなり…

 

列車という閉鎖された環境下では生態系のバランスを保つことが難しく、必要で、、、

 

ということを言っていましたがそれは地球にも同じこと言えますよね。

 

閉鎖生態系。

 

実際温暖化がピーク迎えたらどうするんですかね。

 

本当に宇宙に飛び出すんですかね。何年も先ですけど。

 

地中のシェルターですかね?

 

というか何で列車?

 

ごく限られた人数しか乗れないし

 

って思いません?

 

しかも映画の中の現在の段階で17年間列車走り続けてるみたいですけど

 

だれが列車、線路、橋を管理してるんですかね。

 

外に出たら凍って終わりの世界で。

 

凍ったり重たい雪が常にのしかかったりしてる状態ですよ。

 

生態系バランス云々の前に線路とか橋がイッちゃいますよね。

 

列車の中で病気が蔓延したらどうするんでしょうね。

 

後方車両はあの衛生環境だとどんな病気が起きてもおかしくない状況ですし

 

設定がしっくりこないことが多かったかもですね…

 

色んな車両があってそれぞれの車両に個性があって

 

それなりに貧困層に同情したり上流階級に怒りを覚えたりしたので飽きはしなかったですけどね。

 

中盤は盛り上がってますけどやっぱりオチとか色々考えると、

 

あれ?どうなの…??

 

って感じでした

 

ということで今回は!

 

星6つ☆☆☆☆☆☆!!

 

 

 

LIFE!/The Secret Life of Walter Mitty

 

 

第12回目の映画は

 

『LIFE!』ですー。

 

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結構話題になったので大体知ってるかと思います。

 

主演のベン・スティラーやはり裏切らないです。大好きです。

 

ナイトミュージアムは誰しもが観たことあるのでは?というくらい人気ですよね…

 

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作業着というか冴えないジャンパーいつも着てる気がする…

 

なんか似合ってますけど。笑

 

まず冒頭5分で、

 

ちゃんとした映画だ!

 

と安心。笑

 

主人公はLIFE誌の写真を管理する部署、

 

これが暗めの倉庫のようなオフィスなんですけど

 

で働いていてものすごい空想癖がある。

 

嫌な上司や想いを寄せる女性と話しているとき特に空想の世界に入っていっちゃう。

 

最初は想いを寄せる女性と話すことさえできない奥手でしたけど。

 

嫌な上司役はアダム・スコット

 

コメディでよくイヤミな野郎を演じていますが今回もやっぱりイヤな奴でしたね。普段より甘めでしたけど。

 

で、LIFE誌のデジタル化?でこれまでの紙のLIFE誌が廃刊になってしまう。

 

いやLIFE誌自体もうなくなるのかな?

 

まあ、最終号の表紙となるはずだった25番の写真のネガが抜け落ちてるんですね。

 

主人公はその写真(写真を撮ったショーン・オコンネル)を探す旅に出ます。

 

出発したばかりは空想が多く

 

どこからどこが現実?と気が休まりませんでしたが

 

だんだんとスゴイことを現実にやってのけてしまうようになります。

 

中年男性がこの短期間で急成長ってのも今まで何してたんだって話ですけど笑

 

人間追い込まれないと成長できないんでしょうか…

 

旅の目的地であるグリーンランドアイスランドはめちゃくちゃ綺麗でしたね

 

あんな誰もいない大自然の中続く道路をスケボーで走り抜ける…

 

爽快感あふれてました。

 

主人公の働く会社や住む家のあるNYとは対照的な広大な世界。

 

都会と田舎の中間というか丁度良い都市はないのかな…

 

意外な人のひと言で主人公はやっと写真家を見つけるのですが

 

この写真家の無邪気さというか自由さというか

 

主人公は写真家に振り回されたようにも思えますけど

 

主人公が変わるきっかけになったのは写真家ですよね。感謝。

 

そんな間にも会社は人員削減してオフィスも様変わりしちゃってます。

 

主人公は長い旅の結果を最終号発行前にイヤな上司に渡しカッコよく会社を去ります。

 

ラストはまあ職を失った以外は最高のカタチで終わります。

 

それぞれがそれぞれの人生を送っていく…って感じですかね。

 

ちょっと人生っていいかもって思ってしまいました。

 

超単純。

 

ストーリー、映像、出演者諸々、私好みでしたので是非DVD買いたいと思います。

 

ということで今回は!

 

星8つ☆☆☆☆☆☆☆☆!!

 

 

 

アンチヴァイラル/Antiviral

 

 

第11回目の映画は

 

アンチヴァイラル』ですー。

 

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まず初めに言いたいのが、

 

物を食べながら見ないでください。

 

ということです。

 

まあ食欲失せる映画です。というか気持ち悪い。

 

血とか全然大丈夫なんですけど

 

背景が白とかシンプルな感じが多いこともあって

 

目の回る気持ち悪さというかグロさというか

 

非日常的な光景もだし

 

常識とか倫理とかは捨てて観ないと最後まで耐えられません。

 

ストーリーはというと

 

近未来で有名人の病気のウイルスや筋細胞が売られ一般人(マニア?)がそれを買って感染して快感を得ている、という世界の話で

 

主人公はウイルスを扱う会社に勤めている若干病的な男。

 

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ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの色素薄いのがピッタリです。

 

X-MENの超音波男のときとは全然キャラが違うので驚きでしたが。

 

まあそんな気味悪いものと人の危ない感情を扱っているビジネスなので

 

主人公は陰謀に巻き込まれまーす。はい。

 

この気持ち悪い設定の割には思ってたより規模が小さくて

 

ちょっとガッカリ…

 

ラストも一番人気だった女優の死体?肉?をマシーンの中で培養しながら

 

彼女は永遠に生き続ける…

 

みたいなこと言ってまた不気味なことしてるし…

 

まあ気持ち悪さと面白さが比例していないので

 

私的にはいただけませんでした!笑

 

人気芸能人がおしりの病気になった!あの人のおしりの病気が体感できる!

 

って喜んでる世界ですよ…

 

きも~~。笑

 

ということで今回は!

 

星3つ☆☆☆!!

 

 

ラスト・ワールド/The Philosophers

 

 

第10回目の映画は

 

『ラスト・ワールド』ですー。

 

 

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イメージと題名だけで想像すると

 

最近よく出てる人類滅亡系かと思ってしまうんですが

 

違うんですね~

 

新しい感じの映画でした。

 

学校の哲学の最後の授業で先生から生徒たちに課題が出される。

 

それぞれ異なる職業を持つ人間が20人。

 

核爆発が起き、シェルターで生活しなければならないが収容人数は10人。

 

感情的にではなく理性的に10人をみんなで選び出せ

 

というもの。

 

もちろんただひたすら教室で話し合う様子を見せられるわけではなく

 

バーチャル(核爆発の起きた世界)とリアル(教室)が交互に流れます。

 

大工は核で建物が吹っ飛んだあとまた家などを建て直すために必要、

 

詩人は何の役にもたたないから要らない、

 

といった話し合いのあと10人でシェルターの中で1年間暮らす想像?をしていく。

 

その様子はバーチャルです。

 

繰り返し思考実験して結局最後はどうなるんだろう?

 

この先生やたら場を引っ掻き回すなぁ…

 

と思ってたんですけど、オチをみて

 

え、そういうことかい!!

 

とズッコケました。

 

先生がジェームズ・ダーシーじゃなかったら

 

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キレてたかも…

 

言葉で説明するのは難しい映画ですけど

 

面白いので理屈っぽいのが好きな方にはオススメです

 

ということで今回は!

 

星5つ☆☆☆☆☆!!

 

 

幸せの行方/All Good Things

 

 

第9回目の映画は

 

『幸せの行方』ですー。

 

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ジャンルとしてはクライムサスペンス

 

実際の未解決事件を元にしてるんですね

 

こういう類のものはあまり好みませんが

 

ライアン・ゴズリングキルスティン・ダンストみたさに…。笑

 

ライアンとキルスティンは結婚するんですけど

 

ライアンはお金持ちの息子で仕事やら父親との関係性やらでキルスティンを振り回し

 

幼い頃母親の自殺を目の当たりにしてて精神を病んでて

 

まあ妻であるキルスティンに酷いことをたくさんするんです

 

妊娠したときもヒドかったし

 

キルスティンが何か成功したり楽しんでたりするのが面白くないのかな?

 

とにかく病み方が尋常じゃなさすぎる

 

キルスティンの方は(まあ盛ってあるのかもしれないけど)

 

夫の何もかもを受け入れてあげて

 

医学部に挑戦して見事合格して

 

しかも美人という素晴らしい女性なんですね

 

良い人と良い人はくっつかないってほんとですよね。笑

 

良い人同士のカップルって奇跡。

 

私は変な人なのでバランス的に良い人と結婚できる…はず。

 

それは置いといて

 

キルスティンは大雨の日に夫のもとに戻ったのが失敗だったね~

 

暴力ふるわれても非道な扱いされても「もしかしたら次は…」って希望持っちゃうものなんですかね人間

 

まあそもそも結婚したのが大失敗ですけどね

 

自分が相手をどうにかしてあげよう、変えてあげよう、という思いはほとんど届くことはないですからね

 

結婚するときは両親をみれば大体わかりますよね…

 

子はどうしても親に似ますから…

 

すみません話が逸れてますね…

 

回想シーンと現在のシーンとかが入り混じってて、恐怖をうまい具合にかきたててくれる部分がちょこちょこ 

 

たびたび出てくる暗闇の中、川に何かを投げ入れる女

 

あ、コイツか。って感じです

 

後味悪い。

 

ライアン・ゴズリングって『ドライヴ』、『オンリー・ゴッド』、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』、『ラースとその彼女』、

 

そしてこの『幸せの行方』、

 

変人とかヤバい役ばっかりですよね。

 

そういうイメージがついちゃいますね…

 

プライベートはこんなオシャレな感じなんですけど…

 

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かっこいい~。 

 

ということで今回は!

 

星3つ!!

 

 

 

ロスト・イン・トランスレーション/Lost in Translation

 

 

第8回目の映画は

 

ロスト・イン・トランスレーション』ですー。

 

 

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わ行とら行の映画他にも観てて順番的にはそちらから紹介すべきなのですが

 

私的に印象にあまり残らないといいますか、

 

あまり好みではないものもありますので

 

一周目はとりあえずピンときたものだけ…

 

無類のアクション好きな私ですが一時コッポラ作品にはまってて

 

まあその流れでこれも観たという感じです。

 

ビル・マーレイは日本に撮影にきた俳優?役で

 

スカーレット・ヨハンソンは彼氏の日本での仕事についてきた?という感じですかね。

 

滞在していたホテルで二人は出会うんです。

 

ビルとスカーレットは言葉や文化の違い等に多少困惑するものの

 

特に不自由なく日本を満喫??して過ごす。

 

2人は華やかな東京で言葉や文化の違いに困惑し孤独を感じ

 

同じ言語を話す家族と意思疎通が思うように取れず孤独を感じ

 

人間って孤独。難しい。

 

と映画を観た日はいろいろと考え事をしてしまいましたね。

 

ビル・マーレイのCM撮影のシーンや

 

日本人のおばあさんとの日本語と英語でのやりとりのシーンは面白かったです。

 

日本語ってほんとめんどくさいですよね。

 

日本人カメラマンとビルの間にたつ翻訳者は省いて省いて必要最低限のことしか伝えないのでなかなかうまくコミュニケーションがとれなんですよね。

 

ロスト・イン・トランスレーション

 

日本語はたらたらたくさん話す割にすごく内容がフワッとしていて

 

英語は端的にスパッと直接的でわかりやすいですよね。単純明快。

 

やはりコンテクストの違いを感じずにはいられません…

 

私も海外に住んで純粋に文化の違いを楽しんでみたいですね~。

 

映画を観てそれぞれに感じることがたくさんあると思います。

 

きっとコッポラ映画好きになると思います。

 

ということで今回は!

 

星6つ!!