トランセンデンス/Transcendence
第三回目の映画は
『トランセンデンス』ですー。
思い返してみたら、
個人的にはジョニー・デップ主演の映画の中で
ベスト3には入る作品ですね。
廃れた建物と投げ捨てられた電子機器、
途方に暮れた人々の様子から始まり、
そこから本題、回想シーンへと展開していくわけですが
まず、ポール・ベタニーをふんだんに使ってくれて
ありがとうございます!!
今回はミステリアスじゃなくインテリな役でしたが…
この映画、主人公の天才数学者が志半ばでテロによって死んでしまうのですが
死ぬギリギリまで主人公の妻と友人がコンピュータに主人公の意識や記憶を書き込んでいくんですね
脳とコンピュータをつながれたジョニー・デップの痛々しさはあれでしたが…
主人公はコンピュータになった?のでネットにも自由にアクセスできるし操れるしでほぼ全知全能になったようなものなんですが
過剰とも言えるテクノロジーを次々と編み出して
それを危ぶむ人間と敵対?することになってしまい、、
と、まあそこらへんは見どころなので是非映画を観て確認してほしいです。
テクノロジーは人間を幸せにするために不可能を可能にしていくのだと思うんですけど
人間の欲が絶対に入り混じってくるわけで
この映画で起きるような破滅とかすれ違いは起こり得ると思いますね。
少なくとも生きてるうちに起きて欲しくないな~なんて。
放射能を使ったテロとか、死んだ人間の意識をどうたらとか、
そのうち現実になってしまいそうな
今では非現実的だけど将来本当に存在していそうなもので溢れてて
どうしようもできない不安に襲われてましたね。
ホラーとかよりも怖いですよね、なんか。
良い意味での裏切りがあり、
ラストシーンのあの溢れ出る感動、
映画館でボロボロ泣きました~。
盛り上がりに到達するまで少し長い気もしましたが
観て損はないです。
今回は!
星7つ★★★★★★★☆☆☆!